神戸地裁所長のセクハラ　

神戸地裁前所長　痴漢認める供述　

　　「魔がさし足すり寄せた」

上記のタイトルは、９月７日の読売新聞の夕刊の１５面に掲載されたものです。神戸の話ですから、全国に報道されなかったのではないでしょうか?

 この記事の関連記事は、９月６日の夕刊の1面と１３面に報道されました。

記事を要約すると、

神戸地裁の田中正人所長(57)が電車内で痴漢行為をしたとの疑いをかけられ、西宮署の事情聴取を受けているという事実。事は８月３０日午後七時四十五分ごろ、阪急神戸線の電車内の座席で隣の会社員の女性(24)の肩・ひざに数回触れたという行為があった事実が掲載されています。６日の記事は、「肩やひざ同士が当たったが、痴漢はしていない」と否認している。

そして、大阪高裁に辞表を提出している。そして、大阪高裁は辞表を預かり、大阪高裁に移動させることにしたことが記されています。又、女性は、「痴漢にあったが、処分は望んでいない」と発言し、被害届けは提出していないとあります。

さて、７日の夕刊のほうは、

田中所長は、警察の調べに対して、「(女性が)好みのタイプだったので魔がさし、自分の足を女性の足にすり寄せていった」などと容疑をほぼ認めていたことが、７日わかったと。

　「女性の足に自分をすり寄せたら、若い女性の肌のぬくもりが伝わってきた」「太ももに手があたった」などと供述したとも書いてあります。

この事件のことを、女性の皆さんは、どのように思われるのでしょうか? ２４歳ごろの女性だったら、「エッチなくそじじイ」とでも、思われるのでしょうか?　２４歳の女性のお父さんは、この年頃ではないでしょうか? 　お父さんでは、微塵にも感じない男性を経験されたことになります。

　良くないことですが、毎日のように、電車の中では、このようなことが繰り返されているのでしょうね。私は満員電車に乗ったことがありませんので、隣の女性と太ももが、ぴったり触れ合う経験がありませんが、隙間があまり無いのに、無理やり座る人は、男性・女性どちらが多いのでしょうか? 　おられますよね。一人の人が無理に座ることによって、シート全体が狭くなり、太ももがぴったり触れて、嬉しい人と、不愉快な人を乗せて電車は走ることになります。

　田中所長は、反対がわは、それほど込み合っていないのに、女性の方に力を入れて、触れ合ったのですね。気がついたら、触れるだけでなく、手が触っていたのは、事実なのでしょう。これは、女性の言われるように、「痴漢」なのでしょう。しかし、私は病気で、一分もすれば、おさまる一過性の症状だと思いたいのです。そんな勝手な理窟は許してもらえないでしょうか？

「ノック氏のセクハラ」以降、一杯のセクハラ行為が新聞に報道されました。そのたびに、新聞を丁寧に読んでいます。

読んだあと、自分とかかわりの無い事件なのに、どっと、疲れを感じます。

　殆どの場合、定年間近であるということ・一般に、知識階級と称されている人たちであることが関係あるでしょうか？

　この二つは、セクハラ事件を報道するときの必要条件なのでしょうか? この年代の人が本当に多いのでしょうか? 定年までに、残すは数年ですから、辞職しても大して変わりはないと思いますが、この方は、退職金はでるのでしょうか?  女性は被害届けを出されなかったのですから、事件にはならないのでしょうが、犯罪は犯罪です。退職後、第二の人生は、難しくなることは間違いないでしょう。そんな事は、百も承知ですが、体が動いてしまうのでしょう｡? 

　隣の席の女性に、そっと、体重をうつし、肌のぬくもりを楽しんだなんて、悲しい行為ですね。上手く表現できません。<いじらしいといいますか?  可哀相といいますか? >私などは、素敵な人だなと思っても、声などもちろんかけることは、ようしません。　この人のように、隣に、若い女性が座られても、大概電車に乗ったときは、がらがらで体を預けるチヤンスすらありません。だけど、チヤンスがあったら、反対の男性に体をよせるよりは、女性の方によせるのは、100％間違いありません。殆どの男性は、手で体に触るなど、とてもじゃないが、恐ろしくて出来ません。知られないように、そっと、体重をあずけて、喜びを感じているのではないでしょうか?  「バカ　お前と田中所長」ぐらいだといわれるかもしれません。

　現在、新聞紙上では、外務省が槍玉にあがっています。この方は、叩かれて当然のような?　気がします。その前は、警察でした。日本は悪い人ばかりになってきました｡？？？。

ノック氏の事件の後、本当に、世の中、どうなっているのかと思われるほど、所謂、立派だと思われている人、人の上に立つ人の犯罪が報道されています。されていないのは、裁判官と新聞関係者だけだと思っていましたところ、今度は裁判官の登場です。

　私は、あってはいけないことですが、世の中の男性、全てとは言いません。が、多くの男性がいつでも起こしうる事件だと思います。そして、自分だけでなく、一家崩壊に突き進むこと間違いありません。

　今度の場合、新聞記事にしなくてもよかったのではないでしょうか?

このような事件が起こらないようにするためには、もし、定年間近の男性で、所謂、知識人の間で、多く見られるのであれば、すべての事件の解明に、警察だけではなく、精神科医も加えてことにより、事件が起こるまで、心の動きを、調べて、公開すべきだと思います。そのことを知ることによって、男性は気がついたら、セクハラをしていたということが少しでも、防げるのではないかと思います。

　又、こんな哀れな男性が、事件を起こせないように、必ず、列車には、女性専用車をつけるべきだと思います。

一番良いのは、

「必要以上に体を寄せてくる男性がいたら、痴漢などと大声を立てないで、離れてやってください」

こんな提案・無理かなーーー。

貴方の恋人・貴方の相棒・貴方のお父さん　　　いつでも、起こしてしまう事件だと思います。

新聞社にお願い。

毎日、痴漢情報を掲載してください。

例えば、阪急神戸線・9月7日の痴漢情報・時間・件数・何両目で発生。毎日、発表です。

仮に、多い沿線は、人がすまなくなります。多い沿線は、皆が警戒しますから、起こせなくなります。

一年後、多くなった・少なくなったなどもです。

今回の事件、新聞社の報道の仕方は、優等生です。事実関係だけを報道しています。しかし、ひつこいですが、報道しなくてもよかったように思います。

平成13年9月8日