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大国の理窟・小国の理窟

アメリカの偵察機と中国の戦闘機が接触事故を起こし、中国の飛行士は行方不明。アメリカの乗員は全員、海南島に着陸しました。昨日、アメリカの乗員は、釈放されました。

今回は、アメリカと中国との大国同士のやり取りをゆっくり見せてもらいました。大国の理窟と言うのは、面白いですね。 どこが面白いのか書いてみようと思いますが、 その前に、次の新聞記事をご覧下さい。

 これは、読売新聞朝刊13.04.08の一面の編集手帳と言う記事を半分に切って、立てに並べたものです。

この文章は、韓国から、教科書問題でクレームがついたのは、外務省の不手際があったからであるとの結論。(と私は受け取ったのですが) 外務省の連中は、真珠湾攻撃以来、仕事を時間内にしないという体質があり、未だに、治っていないとのお叱りの文である。わたしは、この文を読んで疑問に思ったのは、 日本の教科書検定の中韓両国語訳がなぜ必要なのかわかりません。 (誤解を防ぐためとありますが、) 日本語で発表すれば、よいのです。そして、中国・韓国がどのように訳そうが勝手だと思います。訳がもし、間違っておれば、指摘すればいいのです。一歩譲って、文部科学省で作ったのはいいとします。 なぜ、外務省がチェックするのでしょう。外務省が気に入らなければ、修正したのでしょうか? 検定結果は137項目に及んだと言う事は、教科書をちやんと検定したと言う事です。

 編集手帳を書かれた方は、一寸、無理だなと思ったのですから、書かなければ良かったのに、「許されていい」といいながら、 外務省をくそみそに書いておられます。

 読売新聞は、大国ではありません。日本の一会社に過ぎないのに、こんな、理窟がとおると記事を書いた人は思っているのですね。

 

さて、本題の「大国の理窟」です。

あのアメリカの偵察機は、日本から飛んでいったのでしょうか? ハワイから飛んで行ったのでしょうか? 私はどこから飛んでいっても、アメリカという国が飛ばしたのですから、アメリカから飛んだと考えます。(一寸、無理がありますが、読売新聞の真似をしました。この理窟のために、スキャナーを使って、掲載したのです) 私はアメリカ本土へ行った事はありませんが、隣のカナダへは行きました。飛行機で一眠りしても二眠りしても着きませんでした。遠かったです。アメリカの国は、自分の国は、先ず、襲われる心配が無いのに、 いろいろ理窟があるのでしょう。自国を守るために、中国の偵察に来ています。たまに、覗かれるのは構わないですが、毎日、覗かれたら、自分の家でもいやでしょう。日本が偵察に行くならわかりますが、遠いアメリカが偵察行動をするのです。これは、日常的に行われていたものであるのに、スクランブルをかけた中国のパイロットは邪魔をしたと報道されていました。

 この報道は、新聞記者がそう思ったのか、アメリカがそのように発表したから、新聞記者はが書いたのか、確かめる術は、私にはありません。1ケ月に一回ならまだしも、日常的に行われていたと言う事は、 毎日のように行われていたのでしょう。

 偵察行動というのは、普通は内緒でするものでしょう。 偵察をする権利があるような発言は、大国の理窟だと思います。中国のパイロットは死亡しているでしょう。死人に口なしです。中国のパイロットが仕掛けたにしても、いくら、公海上だといえ、海南島のすぐ近くで偵察行動をしていたことは、間違いありません。偵察をしていなければ、起こらなかった事件です。日常的にするから、中国のパイロットも人間です。いらいらもするでしょう。

 こんな考え方をするのは、普通の人間のする事です。両国の当事者も人間ですが、国を前に出すと、人間性が失われるのですね。

 中国も、やはり大国です。最近の両国の主張をこのような観点から、もう一度、見直してください。両方とも、滑稽なほど大国の理窟を振り回しています。アメリカは世界平和のためであれば、何をしても許されると思っているようです。

 中国も、あんな軍用機に拘らず、「不愉快だ」と爆破すればいいのです。 いくら、中を調べて、飛行機の構造がわかっても作ることは不可能です。作れたころには、アレリカはもう一段上のものを作っているでしょう。

 湾岸戦争で、中国製の武器とアメリカ製の武器の性能の違いを、誰もがテレビで見せてもらったのですから。、素人の私でも、中国は武器を使っての戦争は負けです。アメリカをやっつけるのには、武器は要りません。中国人という人間だけで十分です。どうするのか、 簡単な事です。みなさん、どんな方法があるか考えてください。

 「大国の理窟」をタイトルにしましたが、 自分が偉くなると、どんな理窟でも正しくなる見本を見せてもらいました。肝腎の「大国の理窟」はどのようなものか、 具体的には書きませんでした。新聞を見直していただければ、一杯あります。

 「大国の理窟」は大国だけかと思いましたら、小国の韓国も大国の理窟を振り回して、日本に襲い掛かりました。教科書問題です。

政府は、日本人に、検定の詳細を公表したのでしょうか? 私は新聞を良く読んでいません。テレビもあまり見ません。 したがいまして、えらそう