米テロ事件に対する日本の取るべき道　　

　Ｈ13.10.19　に、アフガニスタンに対する戦争は、アメリカの負けだと感じたと書きました。「アメリカのテロ事件と炭疽菌」炭疽によるテロに発展したからです。炭疽であれば、何故なのかはよく判りませんでした。　頭に浮かんだのは、40年前のことです。私の小学校の友達が、高校2年生のときに、畑仕事を手伝っていて、指に怪我をして、脊髄がやられたと耳にしたので、お見舞いに行きました。石膏で体の型を取ったものの中で、身動きしないで、ジッと寝ていました。殆ど、駄目だと聞いていましたが、10年ほどして、家を訪ねてくれました。ゆっり、歩いたりはできるが、激しいことは出来ないので、図書館に勤務しているとのことでした。見た目は、普通の人とは変りませんでしたが、石膏の中で寝ている姿は、今での脳裏に残っています。尤も、炭疽ではなく、破傷風だったかもしれません。どちらも土壌の中で長く生きている細菌です。

　こんな恐ろしい病原菌をまかれたら、もうアメリカは駄目だと思いました。炭疽のことは知らないので、宗教の方から、駄目だという結論を導いたのですが、次は炭疽の勉強です。ずぼらにも、図書館に行かないで、友達にメールで教えを請いました。炭疽に関する詳細をすぐに、送ってくれました。一日置いて、もつと詳しいのが厚生省のホームページに載っていますとのメールを貰いました。

　『炭疽』で検索したら、読みきれないほどでてきました。最近では、日本に殆どない病気であること。ペニシリンをはじめ、いろいろの抗生物質が効くことが書かれています。　テロが使用したものは、これらの抗生物質では効かなくしてある細菌だともありますが、私の脳裏にある「脊髄炎」は掲載されていませんでした。私の記憶違いだと思っていましたが、掲載されているページがありました。少ないらしいですが、あることはあるということです。

　普通、このような細菌学のような文章を読んでいても、見逃すのですが、あまり新聞では、取り上げられていないものに、

　炭疽は、「土壌菌」であること。土の中で，栄養を取っているのかと言えば、「芽包」というものに包まれて、栄養も取らなくても、10年も生きている細菌であるということです。

　寒かろうが、暑かろうが、芽包に守られて強い細菌です。

サリンのように即効性は無いが、アメリカ中、10年間は汚染されるということです。

まだ、解明されていませんが、生物兵器として、作ったのはソ連、イラク、アメリカとありました。北朝鮮ははいらないのでしょうか？　仮に、イラクが作った細菌だとわかったとします。イラクの人を殲滅しないことには、解決しないでしょう。

　アメリカは防衛する気になっていますが、細菌を増やすのは、簡単な事ですから、防衛不可能です。細菌をふやせば、自分も感染する恐れはありますが、死ねば、天国にいけると信じているのですから、アメリカ国内にいる人が、増やして、休みのたびに、自分が住んでいるところから、遠い順に細菌を撒けばいいことになります。一度，撒きますと、10年間有効です。テレビと新聞が感染状況を詳しく知らせてくれますから、危なくなったら、カナダに逃げ込めばいいです。

　こんな話は、いくら考えたとしても、新聞社は書くことが出来ません。本に書くことも出来ません。あまり、調子に乗らないで、タイトルのことを書こうと思います。

　Ｈ13.09.17に　「テロ事件雑感」に　小泉首相は間違えられたのではないかと書きました。

その気持ちは、一層強くなりました。　Ｈ13.10.09に、「テロはどうしてアメリカで起こったか」で書きましたが、アメリカは、イギリス以外の国を信用していません。

日本の新聞・テレビは、アメリカの戦争のことを報道しない日はありません。

私の知り合いが、事件が起こった前後、2週間、学会で発表するために、フランスとドイツに滞在していました。3日間はさすが、報道合戦でしたが、後は、それほど特集らしきものはなく、日本に戻って、その報道のすごさに、びっくりしたと云っていました。

　彼も、学会に行ったのですから、テレビばかり見ていたわけではありません。食事のときなどに、当然話題に上ったそうですが、アメリカ人がいるときと、いないときでは、意見が違ったといいました。当然だと思います。

　フランスもドイツもアメリカのへの援助は惜しまないといいました。しかし、日本のように、憲法を変えてまで、追随するなどとは云っていませんし、両国の国民もしりたくも思っていませんから、テレビでも報道されないことになります。

　「テロはどうしてアメリカで起こったか」や、前記のことから、考えますと、次にテロが炭疽を撒く国は、私は日本が二番目だと思います。

　私の頭に入っているデーターは古いかもしれませんが、アメリカと日本が占める経済的分野は、世界の47パーセント(バブルがはじける前でしたか？　)とあったように思います。

　昨日、アメリカの航空会社が、49パーセントの減益(減収？)と新聞報道が熱田と思います。今に、アメリカの経済的数値も出るでしょう。アメリカの経済が一番連動しているのは、日本だと思います。(これから、日本ではなく、中国だと、アメリカは政策を変えましたが、その証拠に、わざわざ中国に、お伺いを立てに行きました。中国は、しっかりやりなさい。ただし、民間人は殺さないようにといいました。ということは、ミサイル攻撃はするなということです。これで中国は、テロにあいません)　アメリカ経済に打撃を与えるには、世界で一番積極的で、政府だけでなく、国民も熱心にテレビにしがみついていますから、全員、テロの対象です。

三番目の候補は、韓国だと思います。

イスラムの人がしても、北朝鮮がしたと思われるし、北朝鮮がしても、イスラムがしたと思われて、韓国を撹乱するのに、もってこいです。ちょっと、すれば、日本は蜂の巣をつついたようになり、経済の破綻です。

　小泉さんは、国会で、いろいろ頑張ったのですが、日本の国民は、反対していて、どうしても国会は通りませんというのかと思っていたら、本当に、法案を通して、国民を危険な状態に引き釣り込もうとしています。

今からでも遅くはありません。

日本のとるべき道を考え直すべきだと思います。

平成13年10月26日