その4

セクハラとは、知っているようで、私は本当は知らないのです｡調べてみようと思います｡　が、その前に、ノック氏はセクハラで訴えられたそうですので､ノック氏のセクハラに付いて、書いてみようと思います｡

ただ、心配なのは、この文章を訴えた女子大学生の方が見られたときに、なにかの罪で裁判になるのではないかと思われることです｡願わくば、読まれないように、もし読まれたときは、訴えないようにお願いしたいものです｡

セクハラとは、どのようなものであるのか知らないくせにセクハラのことを書くのは変ですが､大部分の人も私と似たようなものではないかと思います｡間違った解釈で皆さんが判断しておられるのでしたら､私と同様によくないことですので､正さなければなりません｡

疑問点を述べていきます

(1)ノック氏は｢強制わいせつ罪｣で訴えられました｡どのようなことがわいせつであるのか判りませんが、どの新聞にも胸を触ったことと下腹部を触ったことしか書いてありませんので､新聞には書けないほどのことがあったと考えなければならないと思います｡　(民事裁判で1100万円も支払いを命じたのですから)　新聞にも書けないようなわいせつなことをすることをセクハラというのでしょうか？　この当たりが、すでに、私が疑問に思うところです｡　会社でヌードの写真を貼ったので、セクハラで訴えられた事件？があったように思います｡　となると新聞には書けないほどでなくても、セクハラと呼ぶようです｡

どこかの部屋に軟禁状態にして強姦でもすれば､これはセクハラとは言わないのでしょうね｡助けを求めても、他の人に聞こえないようにした。例えば、猿轡をはめて恐喝をした場合も。

セクハラはセクシュァル・ハラスメントの略ですから､セックスが絡んでいるということが成立する条件です｡日本語に訳すと｢性的いやがらせ｣となることぐらいは誰でも承知しています｡男性が性的に｢嫌がって｣も、セクハラとは言いません｡女性が男性から受けたことで、性的に不愉快に感じた場合がセクハラのようです｡しかし、正確に説明せよと言われれば、裁判官でも出来ないのではないでしょうか。

(2)一般のセクハラは、後に述べるとして、ノック氏のセクハラを考えてみたいと思います｡一番の疑問点は、殆どの日本人はノック氏がセクハラで訴えられたと思っているということです｡そして、きっと、ノック氏のことだから、触るぐらいは触ったのだろうと｡(そんなことを堂々と言ったのは私が知る限りではこのページぐらいです)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私がどうして、そのように考えたかと言いますと、民事裁判で｢1100万円の支払い｣を命じられても、私の周りの人は誰ひとり､話題にもしませんでした｡詳しく言いますと、その金額が多いとも､少ないとも。裁判が無茶だと言う人もいません｡ノック氏がとんでもない人だとも言いません｡どうでもいいことなんでしょうか？　きっと、話題にするには恥ずかしかったのでしょう。しかし、ノックはけしからん奴だといった人があります｡　新聞社の人とテレビ局の人です｡その外、大阪府の各市の市議会、府議会、その他の団体。婦人会などです｡　不思議なことに、団体ばかりです｡　毎日、毎日これでもかと言うほど報道されましたから､殆どの人はそうなんだろうと考えました｡　　　｢ノック氏は裁判官を愚弄した｣｢府民を馬鹿にした｣という報道がありました｡裁判官は人数が少ないから､何人かの裁判官からコメントをとれば、いいでしよう。しかし、府民をバカにしたなどとなると、果たして､府民のうちの何人が言えば、そのような表現をしてもいいのでしょうか？　　個人的に使う場合には、｢携帯電話はみんなが持っている｣と表現した場合、以前にテレビで全国的に調べていました｡自分の周りの人、２，３人でみんなという人と5､6人で言う人など府県によって違いのあることを述べていました｡　例えば、会社で使えば、半分ぐらいは使わないとみんなにはならないでしょう｡まさか､１００人の人から聞いたわけでもないでしょうから｡１００人ぐらいはいたかも知れません｡しかし、其の時、誉めた人も１００人いたかもしれません｡記事からは｢府民全員がノック氏に舐められた｣という印象を受けました｡　

私には最大の疑問点は、日本人全員が同じ行動を取る(ノック氏の事件ではノック氏は当然有罪であると考える)という異常さです｡

調べていくと、読売新聞の東京本社は４月以降一度もノック氏のセクハラのことを報道していません｡私の調べ間違いかもしれません｡4月から１２月までの縮刷版を繰って調べました｡　朝日新聞は４回です｡それも小さな記事です｡地方の新聞は調べていませんが､きっと、扱いは小さいと思います｡　日本人皆が、｢ノック氏はやはり､触った｣と思ったと言うのは私の思い違いもいい所です｡大阪だけのことだと、広くみても関西だけのことであると思われます｡　調べてみないと判らないものです｡

(3)最大の疑問点は拭い去ることができましたが、どのようなことから、殆どの人がそのように考えたか、自分を中心に考えてみようと思います｡

それこそ､みんなが判断を間違う原因は、正しく報道されないからだと思います｡私が知り得た事件の内容を列挙します｡どの項目をどこから取り入れたかは今となっては不明ですが､分かる範囲で書きます｡　　　　　　　　　　　　�@日時は平成11年4月8日　　　

朝日　4時30分　1時間に亘って・ズホンの中に手を入れた・服の上から胸を触った・伴奏車の中で

毎日夕刻　30分にわたって・下半身を触った・伴奏車の中で

読売夕刻　30分にわたって・下半身を触った・伴奏車の中で

どの新聞も車が走っていたかどうか､書いていません｡朝日は堺市から大阪へ戻る時とかいています。4時半から帰途に付くははやすぎるのではないでしょうか？　走っている最中でしたら､胸を触っていたら、運転手から見えますから､無理でしょう。犬の口をくくるように、口を塞いでいたのであれば、1時間は大丈夫でしょうが､その間、女性が一言も文句を言わなかったとしたら､おかしいです｡　警察の護送車でしたら､運転席から声は聞こえないでしょうが､どのような車なのでしょうか？　同乗者が一人いたと思ったのですが､違いますか？　選挙カーに乗られたことが有ると分かりますが､食事をする間もないぐらいだと思います｡堺から帰る道でも、選挙区です｡いたずらばかりしながら、走っていたのでしょうか？　朝日のように、ズボンの中に手を入れていたとなると女性が許していたとしか考えられません｡　下腹部を触ったという報道もあります｡下半身と下腹部は違います｡下腹部は股より上になります｡下半身は股より下になります｡　毎日、読売の下半身は大腿部のことなのでしょうか？　このように考えていくと報道が、正確ではありません｡

では、どうして、報道関係の人は、ノック氏が事実無根であると宣言しているのに､知事は嘘を言っていると判断したのでしょう｡　常日ごろ､ノック氏は女性に対しては､このようなことをしているために、今回だけが何もしていないという主張は認められなかったのでしょうか？　そのような証言は現れませんでした｡　その証拠でも見つけたように、ノック氏は公舎にマッサージ師を呼んでいたと報道していました｡いくら、誰を公舎に引きづり込もうが、当日、車の中でいたずらをした証拠にはなりません。

ノック氏は訴えた人にバッグを送ったと報道されています｡私の知る限りでは、報道は一社です｡このニュースはどうして、手に入れられたのでしょう｡黙っておいて、裁判の席で公開すれば､女性にとって有利になると思われる事柄です｡この報道機関が言うように､やましいことがなければ、送る必要はありません｡　それに対するノック氏のコメントを掲載しないとずるいでしょう。

このように、疑問だらけなのに､ノック氏は声を大きくして、弁解するほどに、それに対する圧力はは強く､　｢君達は、どれだけ、苛めたら気が済むのだと｣という空しい声を残しながら､入院、知事職辞退となりました｡

疑問点を続けます｡

(4)女子大生の方が、わいせつ行為に会われたのが､４月８日の夕方です｡大阪の選挙事務所に帰られたのは何時でしょう。そして、ご両親に相談されたと思います｡直接ノック氏に抗議をすることは考がえられなかったのでしょうか？　他の人に相談されなかったのでしょうか？　私、同年３月にあることで弁護士から質問状がきました｡　裁判になったわけではありません｡　私は５９歳ですが、３人の人に電話をし、意見を聞きました｡２１歳の方です｡誰にも､相談されなかったのでしょうか？　そして、大決心をして、弁護士さんを紹介していただきました｡私の場合､仕事がありますので､経過を正確に､詳細にファックスで報告しました｡　それに対して、的確な返事を頂きました｡何度か、繰り返し､相手側の弁護士の方へ送付していただきました｡　一度も、お会いもしなかったですが､文書の作成には随分時間がかかりました｡　一番初めは、３，４時間かかったと思います｡　一回目の返事が出来上がるまでに、５，６日を要したでしょうか？どのようなケースでも、この場合のように､弁護士同士で、｢どうするつもりですか？｣と交渉して、結論が得ることができなければ、裁判と思うのですが。

女子大生の方はどうして、最初から、裁判にされようとしたのか判りません｡日本人は裁判が下手というか、嫌いというかしない人が多いのではないでしょう？　提出されたのが、４月９日になっています｡　９日の何時でしょうか？　朝だとすれば、私が上に述べましたように､もっと、時間が必要と思います｡　ノック氏のいろいろの場での発言が非難されました。ノック氏本人は侮辱したつもりはないでしょう｡自分の罪を減らそうと一生懸命、テレビのカメラに向かって喋ります｡喋りたくないと言うのに､府議会では喋べろと言われて、喋ったら、府民を愚弄したと言われ)　慰謝料の金額が増えました｡これでは、誰もうっかりしたことは喋れません。　弁護団はどこかの記事に８１人とありました｡　初めは、何人だったのでしょう？　一人でないと全員と相談するなど不可能です｡　やはり、大学生の方としたら、知事選で入ってほしくなかったと思わないと不自然です｡

(5)事件には運転手と隣に人がいたといことを聞きました。少なくとも、運転手はおられたのでしょう。となると、運転手のひとも共犯です。わいせつ行為を助けたと言うことになるでしょう。ちらっと触るぐらいでしたら､運転手の人も分からないでしょうが、１時間もとなれば、知っていたはずです。どうして、訴えなかったのでしょうか？　新聞に報道されることを望まれたのでしょうか？　このような意味でされたのであれば､良くない事ですが､許るされてもいいような気もします。

(6)民事裁判に対して、ノック氏は不戦の方針にしました。私のみならず､府民の大部分が疑問に思ったと思います｡しかし、そうではなかったのです。毎日放送が有権者５００名からアンケートを取っています｡　そして、ＭＢＳＩｎｔｅｒｎｅｔで　｢厳しい結果｣と題して、報告しています｡　ノック氏が取った不戦の方針は間違っていると言う人は　45.4パーセントですと｡　私は80パーセントぐらいと思っていましたから､半分です。それほど､間違っているわけではないのです｡　私には､理解できませんが､ノック氏が考えられた戦法ではないでしょう｡　誰か？　弁護士の方しかないでしょう。弁護士の方から、案を提示され、納得・決断したのはノック氏です。　頭の良い弁護士の方が考えられ､これで勝つことができると判断されたのだと思います｡　しかし、この弁護士の方は、セクハラに対して、経験が少なかったのではないでしょうか？

まだまだ、疑問は尽きませんが､、あまり、書いていると裁判沙汰になりますので､止めにしようと思います｡

最後に､ノック氏が　何故、不戦ということにしたかのコメントが、上と同じ、《ＭＢＳ　Ｉｎｅｒｎｅｔ　ナウ》に掲載されていましたので､記します｡

議会で横山知事は、今回の民事裁判について「相手方の言うセクハラ行為なる事実について、詳細に反論することに制約を与えるように申し入れがあった。供述が制限される異常な状況では戦えないと判断した」と新たに発言した。
　しかし、通常セクハラをめぐる裁判では、被害女性のプライバシーを守るため細かい供述などはしないのが常識になっている。

このような申し入れは法律に違反しないのでしょうか？

此れを;最後の疑問にして終わりにします｡

なお、ＭＢＳもノック氏には、なかなか厳しい記事を書いておられますが､気持のいい記事になっています｡宜しかったら、全部、載せました｡読んでみてください(許可は得ていません)｡　ただ、４月から９月まではどうして、記事がないのでしょうか？

《赤にした部分ですが、私は誉めた記事のつもりで掲載したのですが､この記事はインターネットから取った記事ですのに､読まれたら嫌だと思っているようです。全部消そうとしています。皆さん、丁寧に読んで下さい。面白いことが発見できるかもしれません。》

ノック氏の判決要旨がありましたので、覗いてください。

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