開設の動機

最近は何か事件が発生すると、テレビ･新聞で報道され、事件に対してコメントがなされます。日本語で言いますと事件に対して、解説がされます。(言い方は悪いですが､解説をしないと解らなかったらいけないということでしょうが、見方を変えるとわからないだろうから教えてあげようと取れる解説があります)その解説がどんどん広がっていき、止らない傾向があるように思っていました。いくつか例をあげます。古いところでは神戸の中学生による殺人事件です。事件解決までは大人の犯行であると報道全体から思われていました。しかし、誰もが驚いたように中学生の犯行でした。(その後、中学生ではないという本まで出ています)

最近では、幼稚園児をその友達のお母さんが殺した事件がありました。犯人が殺人を犯した動機について､いろいろ言われました。｢お受験｣という言葉が乱れ飛びました。　あの辺りに住む方は｢お受験｣のために住んでいるような・幼稚園に通っているような印象を植え付けました。

この様に､あたかも正しいというような錯覚を与えるような報道が一気に膨れ上がるのは､如何なものでしょうか？　と思っていましたら､　｢大阪府知事　ノック氏のワイセツ事件｣が連日賑わいました。あっと言う間に､知事は辞職されました。知事の進退はご自分で考えられたのですから､良いといえばいいのですが､入院されるまでは｢知事は辞めません｣といわれていたのです。日本国民全員がノック氏は辞職されて当然と思っているわけでもないのに､報道の仕方が、裁判の判決が出るまでに確定的な報道がなされるために、ノック氏を擁護するような発言ができないような雰囲気があるのではないでしょう？

｢ノック氏の責任｣と題して、記事が1月1日読売新聞に載りました。読売新聞を読んでおられない方のために、別のページに全文・載せました。およみください。なにもお正月から載せなくてはならない記事ではありません。これでもかというほど読者を洗脳しようという態度は許せないと思いました。

読売新聞ともあろう新聞が、このような記事を書くにあたって、4月からエスカレートしていった背景があったのだと思います。

まだ、始めたばかりですので、資料がありません。さしあたっては読売新聞がノック氏のことをどれほど、正確に報道したか、図書館にある縮小版から記事を再現してみたいと思います。直ぐに、全ては無理ですから、判り次第順次　｢事件の内容｣に書き込みます。参考にしてください。

ノック氏の事件に関連して、疑問に思ったことを書きました。読んでください。初めは、皆さんの意見をお聴きして、全て、載せていこうと考えていましたが、あまり、多くなりますと処理し切れませんので、止めにしました。名前、住所、メールなどすべて書いてましたが、東芝事件の記事をよんでいましたら、アクセス数が600万件？にもなり、非難のメールも多くなったとありました。本当は公開すべきでしょうが、又、考えたいと思います。

　

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