これからのノックさん（と被害者）が心配じゃ？

あほ様へ・・・「ちょっとだけ時間ください。別の観点から本件の解析を試みてみたい、ご同意いただけるかな？」・・・・・・・【12.08.12のおじさん】より

　「あほさん」のリアクションが気に入ったので、懲りずちいとばかりお返事書かせてもらいましょ。気に入ったら、またこのホームページにお返事くださいね。

　なお、ノックさんのセクハラは、「としやさん：ノックをセクハラの罠に陥れた女子大生 」っうのが、評論家的にまとめられた場合の「正論」であると、おじさんは考えております。つまり、立場を明確にしておきます。

　それから、おふざけと言われるのもなんだから、この行から言葉使いをふつうにします。

　あなたのご意見では、「以前に読んだ性被害についての記事によると「男性が被害者を選ぶのはいかに”派手か””魅力的か”ではなく、訴えなさ”大人し”そうか」ののだそうです。 」ですが、それはノックさんの場合にあてはめちゃ気の毒です。　もう少しお考えいただき、別の観点から攻撃していただききたい。つまり、是非とも再考いただきあなた自身のお考えを、いづれお暇な折にでよろしいからお聞かせ願えたらありがたい。

　・・・「それに、後に第三者が言うほど、その一瞬の対応は容易ではありません。」・・・この点は、おじさんも他の日本人も外国人もみんな、そうだと思うでしょう。あなたのお話しに賛同します。

しかし、このたびのセクハラというよりおさわり事件は、ずいぶん長い時間の経過があった。つまり、立ち直って「なにすんのよ！」なんていう間が十分あったと、思うんだ。報道機関の資料を参考にすると。少なくとも、一瞬の出来事じゃなかったらしいですね。

　あなたのお話しで・・・ 「そんなに変でもなく夕方わかれた」といいますが、ショックが大きい程日常通りに振舞ってしまうのもです。ドラマなどで、大事な人を失って「変ね、ちっとも哀しくない。」ってよく有るじゃありませんか。・・・ドラマはあまり見ないおじさんだけれど、あなたもそんな場面では、被害者のように振舞ってしまうとお考えなのですか？　その先、一刻も早く弁護士さんのところに駆け込まなければ間に合わない。翌日の告訴には。と、解釈される情報しかないもので、おかしいと思ったわけです。

　・・・おじさんは”味噌も糞も一緒”にしてませんか？全ての女子大生が彼女の様に勇気を持っているわけではないし、・・・・「いやどうして、女性はちゃんと区別して対応しなくては生きていけない。だから、おじさんはノックさんの女性を見る目がうらやましいのです。ただそれだけのことです。」

　なお、ひらひらしているというのは言いすぎでした。あやまります。あなたのようなしっかりした女性のおられることも存じ上げております。

　しかし、今日のところは、おじさんの女性論は、棚上げにさせてください。　それに、最近の女性への思いを語るには、準備ができていません。悪しからずお許しください。

　ところで伺います。選挙事務所で働く女性というのは、かなり知力・体力に自信のある方ではないかなとは思いませんか。横山ノックの再選をお願いします・・・と大声で叫んだり、マイクで市民に語りかけたり、なかなか行動力のある女性たちだと思いません。それに容姿端麗、才色兼備であることが望ましい職種だと思いません。そうでない人が選挙事務所に採用された場合、ノックさんと同乗することはないんじゃないかと、思いますでしょう。

　そんな賢い女性でも、ノックさんの手練手管にまいってしまった。でもくやしい。あしたセクハラで訴えてやろう。だと、思いますか？

　そんなふうに決断するのに、この被害者はあまり時間がかかっていませんね。車の中でセクハラされながらそう思った。車から降りてからそう決断した。帰り道で決断した。誰かと話していて決断した。そして、弁護士のところへ相談に行った。いや、告訴したいとお願いにいった。

　いずれにしても、セクハラ行為があってから決断までに要した時間はほんの僅かです。　

　ふつの人だと、訴えるにしても、かなりの日数がかかると思いません。あなただったら、訴えるまで何日位の日時を必要としますか。あなたに何から何まで協力的なすばらしい弁護士さんが傍におられたとして、お考えください。

　それとも、いやだ、いやです、やめてください、そんなことしないでくださいと、いくら態度で、目で示しても触ってくる。無理やり触りたい放題だった（30分も）。自分の乱れた姿を見られるのが恥ずかしいから、そのときは声も出せなかった（同乗者に知られたくない、知事の名誉に傷がつく）。・・・うわさには聞いていたけれど、ノックさんの隣に座るとろくなことがないんだって、つまりこれなのね・・・それにしても、悔しいでしょ。

　でも、あんまりだから、別れてから勇気を出してすぐ弁護士さんに相談して訴訟の準備をし、翌日には手続きをとったの。弁護士さんは時間外にもかかわらず、親身になって相談にのってくれたの。弁護士さんがおっしゃるにはセクハラを日本から一掃するためにはいいチャンスだから是非告訴しようとおっしゃるので、その日は徹夜で訴訟とその後の成り行きに対する構想を練りに練ってくだすって、そりゃーたいへんでしたわ。

　もっともほとんど弁護士さんがお膳立てしてくれたし、考えてくれたんだけれど、なにせ訴訟の準備に寝なくても半日もなかったものだから、弁護士さんに事の次第をこまごまと説明するだけでも夜中になってしまったし、それから訴訟のお話しでしょう。

刑事と民事があるんですってよ。

　わたしはこれからどうなるんだろう、セクハラは許せない・くやしいし、でも有能な弁護士さんはさすがだと思いました。この種の社会悪には、断固戦うのだと言って直ちに訴訟手続きをしてくださった。・・・告訴の経緯はざっとこんなものということでは？

　おじさんが勝手に今回の裁判の成り行きから想像し、下手なシナリオを書いてみると、こういうお話しになちゃった。このシナリオに責任とるつもりがないんだけれど、かなり近いかも知れないと、思いますか？　

　なにはともあれ、このホームページに載せられている資料、それに、ホームページビルダーの影響を大いに受けて想像たくましくするとこんなふうな次第になるんじゃないかと思うわけ。

　だけれども、できすぎた話しというのは、何か引っかかるんだ。ね、そうでしょう。庶民にはこんなことってあるんだろうかな？と、疑いたくなるような顛末だから。

　でも、評論家の言うことやお偉いさんのお話しでは、およそ知事という要職にあるものが、かような疑いをかけられるとは何事だということになる。

　それはそうなんだけれど、ふつうの人というか庶民には、自分の知識と庶民としての感覚でも考えることができる。つまり、自分だったらそんな時どうしたのかって。どう始末するのかって。そうでしょう。単純に、告訴なんて馴染みないことをするには勇気がいるわけです。それにいろいろ考え、たくさん相談してみて、それからという話しですよ。今回の事件も。

　しかし、わが国でもそろそろ事あれば弁護士さんに相談し、白黒つけることが日常化しているという人たちが現れてもいい頃です。被害者は、きっとそんな家庭環境に育ったと考えることでないとつじつまが合う。庶民感覚では理解を越える人なんだと。

　それに、ノックさんは、起訴事実の大筋をすべて認めてしまった、というじゃない。だから、ノックさんは「セクハラ大将」だということになった。

　でもね、これも何か腑に落ちない。途中で係争をあきらめたり、なんでも被害者の言うなりになったりということが、変なんだな？ふつうじゃないよ！　だから、「神様がそういわれたとか、怖い天の声」が聞こえたからとかが、あったんじゃないか？　と、庶民感覚でおじさんは心配するんだ。　

　そんなわけで、理解しがたいことばかりなもので、おじさんは消化不良を起こしかけたけれども、ノックさんの人権と自由を尊重し、これからの余生を見守ってやろうじゃないか？　と、思うんだ。

　もちろん罰をいただいたんだから、それはそれでしっかり償ってもらいましょう。

　おしまいに一言、「どうにもならないスケベってのがいるんだよ！」ほんとに、死ななきゃ直らないスケベがいることも事実。おじさんの僅かな経験をしても、いる、いる、そんなの結構いる。

　それに、ノックさんは、このたびの訴訟で、己から進んで「これからの人生は、好むと好まざるとにかかわらず、セクハラ大将でいこう」ということになった（？）ということなんでしょうかね。

　でもね、これからの「セクハラには高価な代償と重い罪が科せられるという前例を作ってしまった。日本でもね」

　でも、ま、いいか。　

　しょうもないおじさんだけれど、おじさんの考えもまた「たくさんの可能性を秘めた女性たちの人生を台無しにしたり、善良な女性をだまし、不幸にしたり、人権を踏みにじる」セクハラは断じて許されないことだと考えています。セクハラの罪は重いのです。

　でも、セクハラという意味、ノックさんのセクハラは、本当にセクハラですか、おさわりなら「破廉恥罪」というやつではないかと、以前から考えているんだ。セクハラってなんだ！

　ところでこのホームページのビルダーは、セクハラという言葉の定義に一時期こだわっておられた。ノックさんのセクハラ裁判なるものが決着をみたところで、もう一度、セクハラとは何ぞや？と考えてみたいものです。

　それには、女性の意見が欠かせないのです。それに、セクシャルハラスメントを定義し、盛んに裁判で争っているアメリカの事例をネット上で詳細に見当しなくちゃならん。

　わが国の場合は、次のようになるかな？女性が男性から、女性が女性へ、女性が男性へ、性の差別と社会的地位や立場の乱用による個人への利己的な憎悪が、人権を無視し社会から罪のない人間を抹殺しようとする。いや、しているのです。とにかく人種間の争いは本家に比べ少ない。

　そんなセクハラ感覚は人間なら誰でももっているが、使っちゃいけないキャラクターです。そんなことする遺伝子を活性化しゃいけないのですが、狭い専門家の集まりである集団などでは、歳を重ねるうちに、ふつうのひとたちがもつ社会性という遺伝子の利用を忘れるもんだから、ふつうという遺伝子が働かなくなり、残酷な遺伝子ばかりが妄想遺伝子と共に活性化してくる。

　それは、特殊な社会や企業だけでなく、閉鎖的な家庭環境でも容易におこりうるわけです。

　子供のいじめ、舅の嫁いじめ、幼児の虐待などもセクハラとあい通じる問題を抱えています。

　ついでに女性のセクハラ、女性上司のセクハラによる男性からの告訴もそろそろではないかと思うのだが、この女性上司のセクハラは、厳しいよ。あってみなけりゃわからない。

　実は、おじさんもまた女性上司のセクハラに人生最大の危機を抱えているんだ。　でも、裁判やるにはあんまり魅力がない話しだ。社会の同情いただいても失うものの方がもっと多い、それが裁判の実情のような気がする。

　リストラで会社を追われる男性諸氏には、女性のセクハラを訴えてやりたいと思ったことのある人たちって意外に多いと思う。でも、今時、これ事件にならないね。でも、今のままでは男女平等・男女同権に反するような気がするな。

　ところで、おじさんはとくに、男性は女性と比べる前に、なぜか男を意識するんだ。自分が幸せにすると約束した家族に対する責任というやつなんだ。そして男のロマンだよ。これらはもちろん女性抜きでは考えられないんだな。

　女性もまた、恋する女であったり、母親であったり、時々の役割による責任をもつ。だから、おもしろいんだよ、人生ってやつは。

しかし、今回の被害者もかわいそうだと思うよ。なにはともあれ、ノックさんの破廉恥行為の被害者としての顛末は、裁判所の記録と共に生きつづけることになるんだ、判例として。そして、彼女は判例のとおりの行為によるセクハラの被害者として、これからの人生を送らねばならぬ。　忘れえぬ記憶は裁判の記録としても残ることになる。しばらくの間は。

　人はときに、記憶を自分に都合よく修正して生きていくことがある。　そんな経験の一つや二つもたない人はいないと思う。その方が生きていきやすいと感じている。時代と共に価値観や人生への重要度が違ってくるので、あとから都合よく記憶を消したり書き換えたりして、自己弁護までして結構いいかげんな生活を送る。

　しかし裁判の記録というのは、しばらくはそういう修正を許さないんだ。彼女もまたたいへんなんだ。人生を間違いなく生きてもらいものです。改めて思うが、庶民感覚で裁判というのは正義を行なう、ということだが。その正義が、人間の本質である女性であるゆえに問われたセクハラであるとするなら、事態は深刻である。正義感の強い女性ならなおのこと、深刻でしょう。これからしばらくは、被害者の精神的トラウマはいかばかりかと、改めて思う。どうか、幸せな人生を送られるよう、心よりお祈りしたい。

　ノックさんは裁判も終了したようだし、そのうちに「セクハラ大将」がどんなおしゃべりするかな。そんな機会を作ってあげなくちゃね。

この考え甘いって責めないでくださいよ。世間の目があんまり厳しすぎると、ノックさんが死んでしまうかも知れない。ノックさんは芸人時代はもとより知事の時代も庶民派で、みんなの役にたった。人様のためになることもずいぶんやったのじゃないかな。だから庶民から冷たくされるのが一番つらいのとちゃうかな。　ノックさんはどんな人かまったくわからないんだけれど、大阪人が二度まで知事にした人なんだから、立派な人だと信じているよ。　　

　このセクハラ事件でノックさんが死んだら後味悪いよ。そう思わない。ね、そうでしょ。天才漫才師やっさんの例もあることだし、ノックさんに身近な人たちが何とかしてあげられないものかな？

　今すでに、助けてあげなくてはならない情況ではないんだろうね。心配になってきた。

（しょうもない）おじさんより

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