吉野家だけで、全国に500店舗近くあるそうです。店員が10人ずついるとして、5000人の命がかかっています。消費者の命を守るためであれば、この人たちの生活を保障して始めて牛肉の輸入禁止でしょう。　
　面白おかしく、(最後の牛丼になるまで、テレビ局が待っていて、数台のカメラが収録する中で、客と称する人が、最後まで食べ終わるまで撮影していました)テレビが放映して「吉野家」が有名になりましたが、生肉店をはじめとして、ステーキハウス・焼肉屋など、売り上げ減は相当なものでしょう。
　アメリカは怒らずに、一生懸命、原因を究明しました。しかし、わからない部分が発生、これ以上どうしょうもないし、関係のありそうなところだけ、牛の検査をしました。
　危険は無くなったわけではありませんが、輸入再開をお願いしますと日本に言って来ました。日本は、大したものです。すかさず、堂々と日本に輸出する牛の全部を検査するように要求しました。
　日本は、立派なものです。アメリカの生産する牛のうち、日本に輸出するのは、知れています。それなら、買ってもらわなくていいです。と、あからさまには云っていませんが、私には英語は、100％判りませんが、怒っている(と判る)アメリカ人の顔が大きく、放映されていました。僅かの量ではありません。鳥であれば、殺処分しても、処分の費用は知れています。又、飼育するのに、それほど時間はかかりませんが、牛はそういうわけにいきません。処分しないとしますと、アメリカ内で多すぎることになり、アメリカの肉は、暴落します。
日本で、誰一人死んだものがいないのに、死ぬ危険を恐れて、「危険は嫌だ」と世界で騒ぐのは、間違っています。
きっと、政府は困っているでしょう。今度は、金儲けではないと思っておられるのかも知れませんが、間違いなく、アメリカから怒鳴られることになるでしょう。解禁の時期のタイミングを考えているはずです。考えていないなら、なにおかイワンです。　　　平成16年2月17日