三田市教育委員会所蔵。兵庫県指定文化財。
須恵質　　四注家形の陶棺。

蓋の長さ1.58ｍ。幅50ｃｍ。　　　脚は3列×8個の24個からなる。

蓋小口に穴があいており、庇がついている。前に二つの小孔を垂直に開けている。栓をはめ込むようになっている。

中からは、骨と歯が出土。　2体の成人が葬られていた。

　　　　　　　　　展示場所----兵庫県三田市加茂

　　　

　　　　　　　　　　青野ダム記念館

　　　　　　　　　博地谷古墳の所在地は、大字は東山になっていますが、地元の人にお聞きしましたら、中野公会堂のあたりだとのこと

　　　　　　　　　で行ってみましたが、お人が見当たらず、お尋ねすることはできませんでした。公会堂の前に、石碑が作られていて、公

　　　　　　　　　会堂辺りは、誰も住んでいなかったようで、昭和24年、政府がこのあたりの土地をを購入して、東山、末、加茂、宮脇の

　　　　　　　　　人たちを入植させたことが、記されていました。この西側が、深い谷になっていましたので、博地谷はそのあたりではない

　　　　　　　　　かと自分に言い聞かせて帰宅しました。

　　　　　　　　　記念館のあたりは、末東、その外に末西、末の小字があり、須恵器を作っていたことが判ります。鎌倉時代の須恵器の

　　　　　　　　　窯跡が発掘されています。現在は全く作られていませんが、同じ三田市内には、立杭焼きがあります。この陶棺は、7世

　　　　　　　　　紀のものと書いてありました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　所蔵責任者・三田市教育委員会教育総務課　　電話079-559-5131　　　ファクス079-563-1343

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メールアドレス　ksoumu_u@city.sanda.lg.jp