全てのものは循環している・動いている

はじめに

ものを考える時には、必ず、基本になるものが必要です。この基本になるものは何かと考えた時に,家族・学校・,地域社会・、職場の影響を受けると考えました。《物事を考える時は、なにを基準にしますか》

蓄えられた知識を元に、人から学んだものの考え方などが加味されて、物事を考えるという現象がおきるのでしょうか？　

よく考え方が間違っているという表現がありますが、このように考えてくると、人の顔は似たような人がいても、同じ人がいないように、、全員違うのが、当たり前ですから、｢間違っている｣という表現は、怪しいことになります。ある考え方に似た考え方をするひとが多いと言う表現は出来ると思います。しかし、正確に言うと、本当に多いのかどうか,これまた、怪しくなってきます。

このように考えると、人間が実際に考えたことのうち、どれが、正しくて,どれが間違っているという表現は正しくないように思われます。

是では、人間どのように考え、どのように生きていけば良いのかわかりません。そこで、生まれたのが、宗教でしょうか？　キリスト教はキリストが考えたことを、多くの人が、是は絶対間違いないというところから、出発しています。同じように考える人が、どんどん増えて、現在にいたっています。是は正しいかもしれませんが,間違っているかもしれません。同じように、イスラムの教えこそ正しいと考える人もいます。このような宗教は一神教といいます。

私が何を言おうとしているか、少しはお判りいただけたでしょうか？　キリストの教えも悪くありませんが,絶対正しいとなれば、イスラム教は間違っています。このことは良く言われることですが、両方の信者はうやむやにしています。うやむやにしなかったのは、オウム教ではないでしょうか？　いや、あんなものは宗教ではないといわれる人が殆どだと思います。しかし、その考え方は正しいかもしれませんし,間違っているかもしれません。彼等は、試しに、東京で実験し、東京都民から殺戮しようとしたことは,間違いありません。お粗末でしたが、ヘリコプターの購入までしたのですから。

そこで、絶対間違いないものはなにかと考えたわけです。若しあれば、それが真理であり、それから、外れるほど正しくないといえます。外れていれば、一刻も早く修正しなければなりません。そんなものがあるのか？

智恵も無いくせに、考えましたら、簡単に見つかりました。智恵の無いものが考えると簡単に見つかるはずです。自分の少ない知識から選ぶのですから、簡単です。知識が多いとそういうわけにはいきません。見つけた真理は上に掲げた題名です。

全てのものは循環している・動いているです。

誰でもが知っている水について、考えてみます。

水の出発点は､何処でもいいのですが､海（産むと語呂合わせで）とします。本当は出発点がないというところが、重要だと思います。

理科で習ったとうり、暖められて、蒸発します。大部分は空気中に含まれ､目には見えませんが､所謂、湿気となります。そして、温度が下がりますと空気は水分を止めておくことが出来なくて、余ったものは雨または氷・雪になって落ちてきます。

落ちてきたものは、すべて、大地にに受け止められます。止められますと書きましたのは、大地は受け止めてから、その水をいろいろのことに利用しているなと思うからです。例えば、富士山に降った雨は、一部は表面を流れ、川となって海に注がれます。一部は、地面に吸い込まれ、ある部分から、泉となって噴出します。富士山麓を流れる柿田川をわざわざ見に行った経験があります。勢いよく噴出す様を見てきました。大地は表面の水は、数日で海に到達、吸い込まれた水は、数ヶ月で川にと思っていましたが、琵琶湖の水は、一部は、やはり、吸い込まれていくと思います。ただ、この水は、京都市の地下に蓄えられていて、私たちが利用するころには、100年経っている、言い換えれば、京都のひとは、100年前の水を現在地下水として利用しているのだ。だから、琵琶湖の水をきれいにしておかなければ、100年後に京都の人は、自然からしっぺ返しを受けるという記事を見た記憶があります。

人間が利用しているのではなく、自然が利用している例を書きますと、

北海道の帯広という町があります。今はなくなりましたが、国鉄時代の広尾線に乗って、一時、キップだけが売れる｢幸福｣駅を通過し、終点広尾駅から、バスで南下しますと襟裳岬に到達します。岩だらけの海岸線に沿って道路が続きますが、この道路は黄金道路と呼ばれています。建設には黄金を敷き詰めたと同じくらいの金額を要しましたので、その名前が残っています。この道路が開通したことによって、簡単に襟裳岬を訪れることができるようになりました。そればかりでなく、一周できることになりましたから、経済面でも、観光の面でもおおきな、メリットを受けることが出来ました。

この海岸線一体は、漁業資源は莫大なものがありました。50年前は釧路の漁獲量は日本一ではなかったでしょうか？（ひょっとすると長崎かもしれません）海岸線に限って言いますと、良質の昆布の産地でした。この昆布がだめになったのは、何時ごろからか調べていませんが、利尻や羅臼・根室の方にお株を取られたことは確かです。

何時の頃か忘れましたが、この昆布がだめになった理由が、黄金道路の所為であったということが、判り、対策を施しました。道路の対策ではありません。道路から、内陸に向って、？百メートルかの植生の改善をされたということです。

道路を作ったことによって、海岸線から、数百メートルの植生に変化が生じ、降った雨が全て、流れてしまい。その水が長いことかかって地面に蓄えていた養分を全て、流していたそうです。この海岸線には、雨が降ると、養分を含まない、土砂混じりの水ばかりが流れ込み海が昆布も育たない海になったそうです。

襟裳岬には3回行ったこと（30年前）がありますが、バスに乗っていますと左は、海です。右は木も生えないササ草ばかりのところだったのを覚えています。黄金道路のできる前は海岸線まで、木が一杯生えていた様子が写真に残っていたのが、ヒントであったそうですが、気が付いた人も偉いですが、この事業を気ながく続けられた方も偉いと思います。護岸こうじであれば、2，3年もすれば、完成ですが、植物の分布をかえるということは、50年はかかると思います。

勿論、昆布は良質のものが取れるようになっているそうです。

昆布だけの話ではありません。昆布は生きているものです。生きているものは、必ず、死にます。生きたものを食べて生きているものもありますが、死んだものに着いて生きているものがいます。最終的には、無機物になりますが、その無機物を取り入れている、有機物があります。この話はやはり循環していることになります。

昆布を食べている動物もいるでしょう。昆布をただの住処にしている動物もいるでしょう。このように考えると陸に豊富な草木があってはじめて、海も生物で一杯の海になります。

もともと自然界で循環していたものを乱すことは基本的には正しくないと思います。水の循環を止めた代表はダムでしょう。先日からＮＨＫで四大文明の発祥地のことを放映していました。一回目はエジプトです。私は単純ですから、このテレビを信ずることにします。私はエジプトはもともと、緑のおい茂った土地に人々が住み、どんどん木を切ったりしたから、砂漠化が進んだのだと思っていましたが、ピラミットを作っていた時には、すでに、毎年、ナイル川が氾濫し、困っていたようです。反乱はするものの、氾濫する度に、上流の肥沃な土が運ばれてきて、豊かな土地であったそうです。氾濫のたびに、大切な家族をうしなうということが、延々と続いていたわけですが、ダムの建設によって、洪水はなくなってしまいました。長年の人々の夢が実現したのですが、栄養たっぷりの土はもう流れて来ません。暫くの間は洪水もないのですから、収穫も増えたでしょうが、最近は実らなくなりました。仕方がないので、肥料を撒いて農業をしている映像がありました。

長い目で見ますと、ダムの建設は間違っていたと思います。これからのダムは洪水を止めたり、電力を生み出すといったものだけでなく、沃土も流すように、叉、生物が行き来できるように考えるべきでしょう。動きのあるものを止めるのは、間違いであるといえます。

現在、関西電力がダムを無計画に放流したために、下流で被害をこうむったという訴訟が起きています。当然、起こりうる要求です。止めた方が間違いです。ダムがないときは、下流の人が、一生に一度ぐらい大洪水があったと思います。死亡する人は多数出たことでしょう。悲しい出来事は、人間上手く出来ていまして、直ぐに、記憶が薄れていくようです。運が良ければ、一度も経験しないで済んだかもしれません。

ダムができたお蔭で、死亡するという大惨事はなくなったのです。その代わり、死亡はしないが、頻繁に床下浸水か゛起こるようになりました。忘れないうちに、次の不幸がやってくるために、人々の不満は蓄積し、訴訟という問題に発展しました。もっと、早くに、放水をしていたら、冠水という事態にはならなかったことは、事実でしょう。しかし、どんどん流したものの、その後、雨が全く降らなかったとしたら、ダムは干からび、下流の畑は全滅・電気は作れなくなります。こうなった時は誰の責任なのでしょうか？　止めておいた者の責任です。もし、放流しないで、雨が逆にどんどん､降ったとします。ダムは決壊。こうなるとダムがなかったときの洪水の方が、次第に増水するために、避難はでき、死亡という最悪の被害は少なくて済みます。

解決方法は、溜めるために作ったダムですが､溜めること事態が間違っているのですから､溜めないことです。もし､溜めるとするのであれば､これまでのデーターを全て、インプットして、自動的に水量の調整をすべきでしょう。裁判の結果はどう出るでしょうか？　裁判官はこのようなことを考える必要は有りません。法律に照らし合わせてどちらが、より法律の上で正しいかを判断すればいいことになります。しかし、本当は違います。正しいことは正しいのです。基準はなにごとも循環し、常に動いていることが大切です。

雪印は牛乳を止めないで､古いものを循環させていました。私は基本的には､間違っていないと思います。利用が可能であれば、循環させるべきだと思います。人間が勝手に決めた賞味期限がきているからと言って、何でもかでも廃棄するのは、人間の奢りだと思います。自然に対する感謝というものが欠けています。しかし、べつの意味で、雪印にも奢りがあったというか、無知があったといえるのでしょう。

たまたま、雪印の事件がありましたので、６行が割り込みました。どのようなことでもいいのです。順調に流れている時はそのままでいいですが、上手くいかなくなれば、基準はなにごとも循環し、常に動いているから出発すればいいと思います。

今、なにが上手くいっていないでしょうか？　金融関係が上手くいっていないので、他の経済も駄目になっています。ゴミの処理も上手くいっていません。教育も駄目ですね。１７歳の少年の事件が増えています。マスコミによって作られた感じはしますが、政治家・警察・病院関係でも問題点が、新聞を賑わしています。

このように、見てきますと、すべてと云っても過言ではありません。自分の生活を見渡せば、あまり、偉そうなことを言えたものではありませんが、続けて眺めてみようと思います。

金融機関を眺めます。この分野はお金一色です。

現在はお金が無くてはお話になりません。『お金みたいなもの、そんなに要りませんよ。毎日、生活していければ十分です』てな事を云う人がいます。私は、それに、付け加えます。『人間、大切なものはお金ではありません。お金では幸せになれません』　と。しかし、これは、お金を持っていない人のいう言葉です。どれだけの人が、たかが１０００万円ぐらいのお金を獲得するために、毎日、走り回っていることでしょう。１億円ではありません。朝、家から駅まで走り、ぎゅうぎゅうの電車でもまれ、夜、遅くまで残業して、くたくたになって、日曜日は寝て曜日。職場の近くに住めば、解決ですよね。１０００万円の目標を５００万円に減らせば、可能のはずです。１０００万円の目標が達成されたとします。殆どの人は、そのような生活に終止符をうちません。新たなる目標は２０００万円にはなりません。これでは、達成可能だからです。次なる目標は３０００万円となるでしょう。

このようにして、稼いだお金は、銀行に預けられ、保険会社に預けられ、株式その他に投資され、とどまらないで、循環することになっています。今までは、それでよかったのですが、上手くいっていないところをみると、やはり、循環に間違いがあるのだと思います。

銀行は個人からお金をかき集め、殆ど個人には貸し付けないで、大きな大丈夫なところだけに貸し付けてきました。

本当に大丈夫なところは、借りるどころか貸し付けれるほどのお金を持っています。（例　トヨタ）　大丈夫でないところでも、貸さなければ仕方がないので、子会社のようなものを作って、迂回させて貸しました。相手は怪しいところですから、間に怪しい人が介入して、次第に金額が大きくなり、気がついた時にはどうしようもないほどの金額になっていました。

バブルが弾けてから、１０年はなるでしょうか？　国からただみたいにお金を借りて、国民に貸し付ける濡れ手に泡のようなことをしていながら、まだ、追いつかないのです。そこで、６０００億円ほど国民から出してもらっても、まだ目途が立たないので、合併の話になっています。効率を良くするとのことですが、大きくなるのは時代に逆行しています。もう、銀行の役目は済んだようです。

しかし、一般市民には貸さない銀行の役目は済みましたが、個人に貸し付ける金融機関はすごいスピードで大きくなっています。町のメインに立ちますと、おおきな看板が必ず、目に入って来ます。横並びに大きくなってきた銀行はもう、お終いだと思います。

お金の流れとちがいますが、『そごう』の例でも判りますが、昔、何でも揃う便利な百貨店も　最近のように物が豊富になってくると役目を終えたようです。そごうの場合は水島会長に見られるように、お金を自分の所に留めたのが間違いでしょう。本当は儲かってもいないくせに、取り込んでいたのです。一般の従業員も額はすくなくても同罪でしょう。個人商店であれば、売上が減れば当然、収入が減ります。株主こそ、いい迷惑です。出資していたお金ががゼロになりました。暫くは、株に投資するのは止めるでしょう。タンス預金の方が安全となれば、誰でも、タンス預金にするでしょう。新聞にタンス預金の額がどれほどであるか、報道はありませんが、きっと、多いと思います。銀行に入れておいても、どの銀行も潰れそうですから、タンス預金をしている人が一番賢いと思います。

タンス預金は、お金の停滞を意味しますから、本当は間違っています。バブルから１０年も経つのに、経済が上手く回転しないのは、お金が循環していないからだと思います。

株式の手数料・税金が高すぎます。絶対大丈夫と思われていた、雪印が叩かれて、数日で長年の業績を飛ばしてしまうのです。危なくて資産株などあったものではありません。そんな危ない株を購入すれば、儲かるのは政府と証券会社のみとなれば、誰が株など買うでしょう。タンスの中におくしか仕方がありません。税金を下げて、ハイリスクでも、もう少し、利益にならなければ、株は購入しません。これでは新しく会社を興すにも、誰も応援してくれません。

世界に先駆けて、新しい金融機関を作らないと、これから、ずっと、折角、獲得した財産は外国の金融機関・外国の資本家に持っていかれてしまうことになります。

次第に、話がそれていくような感じがしています。私の浅はかな知識の所為でしょうか？　こんなグチみたいなことは誰も言っていないところを見ると、私のものの見方が間違っているのかもしれません。

財産について

誰でも、一生懸命に働いて、老後のために,、子供のために財産を残します。幾ら残して、今の法律は上手く出来ています。財産が停滞しないように出来ています。本当かどうか知りませんが,なにもしないでおきますと、三代で財産はなくなるといわれています。そこで、出きるだけなくならないように、皆,一生懸命です。あまりに懸命になるために、ストレスで命を縮めている人もいます。

良く考えるとそれでいいのです。子供のためにまで、蓄える必要はないのです。子供は自分で頑張ればいいのです。

般若心経の中に、｢色即是空｣という言葉がありますが,その通りです。誰でも,人の物は良く見えます。形のあるものも、形のない物(例えば、あの人は誰にでも愛される)もです。あると思うから、自分には無いと思えます。あると思っているが本当は｢無｣　｢空｣なのだと言ってます。

お金を一杯溜めた人は、自分は一杯あると思っていますが,次の日に死ねば、ないのと同じことです。自分の周りを見渡して下さい。財産分与で揉めていないところはないと言っていいほど、トラブルになっています。財産があったばかりに,仲の良かった、兄弟が無茶苦茶になっています。親戚までも駄目になりつつあります。

あまり上手く,書けませんが,　皆が、財産を自分のところに留め置こうとするために生じることです。財産もどんどん回したいものです。もっとも、財産をもっていないから言えることかもしれません。

考えようによっては、お金ほど,循環しているものはないかもしれません。私などはそんなに,長い間,止めておこうと思っていないのですが,なぜか折角,入ってきたのに,出て行ってしまいます。どっちみち,出て行くのであれば,止めておくことに執着しなくてもいいのですが,ずつと、努力していることは確かです。そして、よう止めないから,止めたら駄目なのだという論をつくり、自分で慰めている部分もあります。

H12.08.03 記す

　次は　なんのお話にしましょうか。　なんでも循環しているのですから。何でもいいのですが、もっとも、何でもといっても、知っていることはそれほどありませんので、皆さんで考えていただければいいのです。何か、いいお話がありましたら、教えてください。

数年前にありました我が家の事件と矢の刺さった鴨の話でも。

我が家では、狭い庭ですが、いろいろの木が植わっています。一番大きな木は、柿ノ木です。300年は経っていると思います。その他はこの家にやってきたときに、植えた木です。その頃、欲張りましたので、実のなる木・お茶の木もあります。当然、木の手入れが必要ですが、年に一度の葉がりをお願いしています。

長年お願いしていました方が、亡くなられて、息子さんの代に変わりました。以前は、葉がりがすむと下草はきれいに抜いて、作業は終了でしたが、息子さんは下草はかなわんという事で木の剪定のみです。　切った葉は当然下に落ちます。草の間に落ちた葉は取り除くのが大変ですから、取らないということで、作業が終わっても前とあまり変わりませんでした。　それが気に入らない父が草を除いてもらうようにお願いしましたら、除草剤をすれば、すぐ枯れますよとのことでお願いしました。一部の草は、一日で枯れました。木は枯れませんでしたが、その他は、すべて枯れました。植えてあったすみれなどの草花・三つ葉・蕗なども枯れました。

次の春には、三つ葉は生えませんでした。蕗はは生えて来ましたが、葉がカールした奇形のものばかりでした。毎年、蕗は収穫して煮物にしたり、佃煮していましたが、気持ちが悪くやめにしました。柿は渋柿ですが、何100個となり、干し柿にしていましたが、止めにしました。

庭には、雀・鳩・百舌鳥・うぐいすなどがいっぱい来てましたが、来なくなりました。蛍もきましたが、それ以来見ることはありません。いっぱいいたミミズがいなくなりました。うるさいぐらいいた蝉が5年ぐらいして増えてきました。柿の木に百舌鳥は来るようになりました。　ミミズがいなくなると土が死んでしまいます。硬くなってしまいました。

それでも、生えるのは雑草ばかりです。本当は、気がつかない小さな生物がたくさんいたはずです。お砂糖をこぼすとすかさずやってきた蟻もいますが、減ってしまいました。

実がいっぱいなりますから、鳥がやってきます。鳥は帰りに糞をしていきます。その糞を処理するために、虫が集まります。その虫をたべるために、鳥もくる、蜘蛛もくる、蛇もきます。いろいろの動物の死骸も残ります。その死骸を処理するのは、細菌であり、最近は無機物に処理します。処理された無物は植物が根から吸収し、有機物を生み出します。

こんな話は小中学校で習ったことです。皆、知っているのですが、自分の家で次のことが起こると忘れてしまいます。どこかの猫が庭に侵入してきた。糞をした。大騒動になります。市役所に苦情が持ち込まれます。どこそこの家の猫だということになり、その家の人はしかられます。かくして、猫は家の中に閉じ込められます。　外で猫を見かけなくなります。猫がした糞のおかげで、生きていた生物はいなくなります。　土地は固くなり、降った雨は勢いよく、下水に流れ込みます。水不足、酸素不足になり、強いはずの木まで、育ちが悪くなってきます。

そのうちに、猫を見る機会が減って、絵本と動物園で猫をみるようになるかもしれません。

犬の糞はよく道で見かけます。散歩をしている人のマナーがよくないのはいけません。よく見えるところではやはり、始末をすべきだと思います。しかし、よく見てください。数時間後には、虫がやってきます。ハエは一番ではないでしょうか？　あくる日には、便の形が少しずつ崩れてきます。さて、何日でなくなるのか知りませんが、なくなります。いつまでたってもそのままの形で無くならない便があります。きっと、ドッグフードを食べている犬だと思います。虫も食べない便などいいのでしょうか？

きっと、防腐材がはいっているからではないでしょうか？　(これは自信がありません)　このように、動物から、植物へ、植物から動物へ循環していたものを、止めるものが出現しています。　循環をとめるものは間違っていると考えるべきです。

除草剤で草を処理するのは、間違っています。　

少しぐらい、犬猫が糞をしたからといって、大声を出さないことです。汚いですが、そっと、取り除いて処理をしましょう。そうすれば、お庭にいっぱいの訪問者がやってきます。

犬猫だからといって、防腐剤が入ったフードはやめるべきです。

矢の刺さった鴨の話を書くつもりでしたが、入るところがなくなりました。また書くことにします。

以下、後日になります。又、覗いてください。（Ｈ12.10.06現在）