| ＳＡＲＳとアメリカは関係あるでしょうか |
| 〔1〕ＳＡＲＳは生物兵器である ここ最近騒がれた細菌・ウィルスに関するものに、エイズ、Ｏ157、炭疽菌、ＳＡＲＳがあります。 その中で、盛んに生物兵器であると騒がれたものは、炭疽菌です。これは、アメリカが騒ぎま した。生物兵器であると騒いだということは、アメリカが炭疽菌か、炭疽菌に似たものを作る技 術があったから、騒いだ可能性があります。あの時は、テロの仕業だとか、イラクの仕業だとか 大騒ぎでしたが、その後はどうなったのでしょう。テロの仕業だとすれば、私が首謀者であれ ば、そろそろもう一度仕掛けます。たった、僅かの粉で、アメリカ中が大騒ぎになるのですか ら。なぜ仕掛けないのでしょうか。 犯人がイラクだったのであれば、判ります。 エイズの騒ぎは、どうしたのでしょうか？ 私はあのときの伝播のスピードでは、地球の絶滅は そう遠くないと思いましたが、さっぱり現在は言われなくなりました。細菌・ウィルスの病気が発生 ・伝播・終息するには、ある種の形があると思われます。上にあげたものは、劇的に発生し、劇 的に終息しています。その最たるものが、今回のＳＡＲＳです。 この辺りが、ＳＡＲＳは生物兵器であると囁かれる原因ではないでしょうか。 〔2〕生物兵器であると主張している人がいます その1 環境問題評論家 船瀬 俊介 氏による講演会の案内が、Webにありました。 http://www.worldforum.jp/information/08.html をご覧ください。 内容はこれだけでは判りませんが、タイトルは、 「ＳＡＲＳ（サーズ）は"生物兵器"か？ −自然界では起こり得ない遺伝子合成によって生まれた コロナウィルス−」となっています。 その2 井川一久氏 ＳＡＲＳ危機と奇形の現代文明 『ＳＡＲＳ＝生物兵器」説これだけの理由 どうやら、『月刊日本』2003年6月号に掲載されている記事らしいです。 〔自然発生のウイルスに非ず〕が要点らしく、簡単な要約が、次のURLに書かれていますから、 読んでください。 http://www.asyura.com/0304/health4/msg/567.html 内容は、少し違うように思えますが、どちらも自然界では起こりえないから、生物兵器ではという 論法です。不自然なことは、注意してみないといけないと思います。 その2では、『月刊日本』2003年6月号を買わせるための、WEBではないかと、少しは疑わないと いけませんし、医学界の方で無いので、注意して耳を傾ける必要はあるかと思います。 〔3〕SARSの報道は、少しおかしいのでは・・・ 直接 おかしいとは述べておられませんが、文章全体を読めば、そのように書いておられます。 福岡 伸一氏です。京都大学助教授・分子生物学 平成15年5月20日 読売新聞夕刊のの記事です(クリックしてください) 下記の文章は、第一段落目の文章です。 「世界保健機関（ＷＨＯ）は四月、新型コロナウイルスが原因と結論づけたｏ警戒情報が出てか ら一か月あまり、これほど早く原因が認定されたのは感染症対策史上初めてのことだｏエイズウイル スの究明には数年が費やされている。」と記されています。 この新聞記事を読まれて、よく解られたでしょうか? 福岡氏は、日常普通に使っておられますから、 気がついておられないと思いますが、専門用語が一杯の文章になっています。 例えば、〔世界保健機関〕〔新型コロナウイルス〕〔原因と結論〕〔原因が認定〕〔感染症〕 〔世界保健機関〕は、どのような機関であるのか。構成メンバーは? 誰がお金をだしているのか? 権威はあり、世界保健機関の言うことは間違いないのか? 〔新型コロナウイルス〕は、従来のコロナウイルスとどのように違うのか? どの点が新型なのか? 〔原因と結論〕 病気の原因とは、どのようなことか? 一般に使われている原因と同じなのか? 結論づけるとはどういうことか? 誰が結論づけて、誰がそれを認めたのか? 医学界で〔原因を認 定〕するとはどういうことか? 〔感染症〕となりますと、愈々、複雑です。 福岡 伸一氏は、以下の処で、とてもじゃないが、新型コロナウイルスが、原因である断定するのは、 無理だと又、専門用語を使って、説明しようとしておられます。従いまして、福岡 伸一氏が言おうと しておられることを正確に、理解することは難しい人になります。 このようなことをかんがえながら、もう一度、お読み下さい。 平成15年5月20日 読売新聞夕刊 いかがでしたか? 「一方、病気の原因は宿主の側にもある。病原体に感染しても全く発症しない人がいる。発症の 程度も異なるｏそれは宿主の免疫力や栄餐状態、宿主を取りまく条件などの多元的要因に大きく 依存するだろうｏ環境との間に絶え間なく分子と情報とをやりとりする動的な開放系であることこそ が生命の特徴である。」 生命とは、こんなものであることを忘れているのではないかと言っておられます。この部分をもう少し、 詳しく福岡 伸一氏に説明していただく必要がありそうですが、このままでも、理解は出来るのでは ないかと思います。 〔4〕SARSは、どこの国発生したか 先ずは、国立感染研究所・感染症情報センター発表の発生状況をご覧下さい。 データーは、毎日公表されていますので、どれを見ればいいのか迷います。 取りあえず、一番古い平成15年2月1日〜3月26日までのものを下に掲げます。 重症急性呼吸器症候群（SARS ）の累積患者報告数 （報告された疑い例および可能性例の累積数） 赤字は問題点ですので、私が赤色に変えました 平成15年2月1日〜3月26日まで
上記の表には、沢山の但し書きがある。 その一部を記しますと、 ● 重症急性呼吸器症候群（SARS）は除外診断であるので、症例の報告状況は時々刻々と変わりうる。 したがって以前に報告された症例でも、その後の調査と経過観察により削除される可能性がある。 b 以前に中国当局は平成14年11月1日〜平成15年2月9日の間に広東省で起こった異型肺炎の症例数を報告していた。 現在症例数更新のため更に調査中である。 C 国ごとの症例定義の違いにより、「可能性例」は米国を除くすべての国から報告されており、米国では調査中の疑わしい例 を報告している。
私流に説明してみます。熱が出て、咳がでて、しんどいと言って診察を受けに来られたとします。 インフルエンザの検査をしたら、インフルエンザではありませんでした。食中毒でもありません 血液を採取し、各臓器の検査をしたら、肝臓はわるくありませんでした、腎臓も悪くありません でした。心電図をとったら、心臓は悪くありませんでした。こうして、病気を除外していくと、残るは SARSだということでしょうか? 「SARS」の検査をして、3方法とも、マイナスでも、SARSでない決め付けてはいけません。 この場合が、アメリカのいう 「疑いのある」例ということでしょうか? 「可能性がある」例とは、どのような時をいうのでしょうか? 兎に角、このようにして、各国のSARSの患者数が出ました。 |
 |
| カナダ・中国・香港・台湾・シンガポール・米国・ベトナム |
| フランス・ドイツ・ﾏﾚｰｼｱ・モンゴル・フィリピン・タイ |
|
|
