| 古事記には、イザナギ・イサナミに関することで、沢山費やされています。 一言で言えば、日本は、この二神によって作られたとあります。 私が使っている古事記の訳本は、岩波書店の古事記です。倉野憲司氏の校注となっ ています。 仮のタイトルをつけて、9つの部分に分けておられます。そのタイトルは 1. 国土の修理固成 2. 二神の結婚 3. 大八島の生成 4. 神々の生成 5. 火神被殺 6. 黄泉の国 7. 禊祓と神々の化生 8. 三貴子の分治 9. 須佐之男命の涕泣 この部分を見直すことによって、ザナギ・イサナミが浮き上がってこないかというのが狙い です。古事記は、偽ものだと書いた書物があります。もし、偽物であれば、そんなものを元 にして、幾ら考えても意味がありません。古事記以上に、重要視されているものに、日本書 紀があります。素人の私にはよく解りませんが、現在の私には、古事記の方が信頼がおけ るのではと感じています。 |